1999.11

 12月11日からの映画「ジャンヌ・ダルク」の公開にあわせ、都内某所で記念パーティーがあった。’88「グラン・ブルー」、’90「ニキータ」、’94「レオン」と話題作を世に出し続けたベッソン監督がやってきた。(私は「レオン」が気に入っている。ナタリー・ポートマンが特に良い。スターウォーズ・Episode1ですっかり大人になって、「ただものでないな」と思っていたら、彼女だった。良い役者に育っているようで今後が楽しみ)
 さてさて、映画ファンの心をわしづかみ状態のベッソン監督が来日したとあって会場にはファンの芸能人があふれていた。「ほう○ょうまい」「とよた○ほ」などなど・・。エヴァで有名な庵○監督も来ていた。庵○監督をじかに見られてうれしかった・・つい数日前にNHKの「ようこそ先輩」で出身小学校でアニメづくりを教えているのを見ていたのだった。(シンジのNaがよかったのだった)

 ベッソン監督は背がそれほど高くなく、腹が出て体格がよい。ちょっとイメージしていた人と違った。コッポラ系の想像をしていたのだが 「おたく」系の匂いが何とも香しい人で、なんとも素敵であった。庵○監督に近いイメージかもしれない。 しばらくしてパーティの食べ物に興味が移ったころ、報道陣が急にざわめきはじめた。

 「ヒロ○エ」とかいうタレントが監督に会いに来たのだ。極度のファンらしい。これは「デジカメ撮影しなくてはいけない」と、ワイドショーカメラの壁を強行に分け入って撮影。自分の「がたい」のよさ、「たっぱ」をありがたく思った一時であった。取材陣の上からめくら撃ちで(←差別用語:わかっています)撮影。そのとき聞こえたのは、通訳なしの英語でベッソン監督と会話を続けるヒロ○エであった。早稲田に行ったのもまるっきしフロックではないのかもしれない。かしこそうなので、ちとばかしファンになってしまった私であった。

 その後、ステージにあがったヒロ○エは「映画が始まって、ほんの何秒で鳥肌が立って、5分も、10分もするぐらいには涙があふれて、もう半分いくぐらいには、体がふるえてしまって、それで最後の1時間は体が動かなかった、昨日の夜は眠れないし・・」と一気にまくし立てた。なかなか激しい感情移入をするようである。

・・ということで右の画像は後頭部がベッソン監督で、地肌が見えます。クリックすると拡大します。サービスです。くれぐれも個人的な閲覧にとどめてください。

ちなみに写真を撮影した私に著作権はありますが、肖像権は写っている本人にあります。あしからず。